四男坊、保護猫「とら」ですが、前回ご紹介したように、右脇に大怪我をしている状態で保護しました。
保護から4ヶ月経過しましたが、本当に後もう少し!というところまで治ってきました。
同じようにおなかや背中、脇の部分などに怪我をしてしまった猫ちゃんを保護された際に、「犬と異なり、猫の洋服があまり売ってない」ということが一番困る事だと思います…。
私もネットなどでも検索しましたが、「術後服(手術をした後の服)」は販売しているのですが、お値段が高いのです。
着換えがたくさん必要なのに、そんなに高い洋服をたくさん買えないですよね…。
同じ内容でお困りになった方へ、少しでも参考になればと思い、猫の洋服について記事にしてご紹介したいと思います。
その① 包帯は毎日洗い替えするのがすごく大変
病院から帰ってきた時のとらです。
ガーゼをして、その上に柔らかいガーゼ包帯+更に上から包帯で固定。
予備の包帯やガーゼも貰い、毎日洗い替えしてましたが、洗濯が大変でした。
浸出液で汚れた包帯を洗って、乾く前に巻き取って、乾燥して…。この作業だけでも重労働です。
その② 新生児の短肌着を着せてみた
次に思いついたのが、「新生児の短肌着を着せてみてはどうだろう?」という案です。
素材はガーゼなので、そのまま着せても肌に優しいと考えましたが、重大な事を忘れていました。
猫は猫背です。(笑)
しかも超なで肩なので、着ている内に肩が落ちてくる…。これもNG。
その③ 前をつまんでみた
首の前に穴を2個開けて、紐を通してつまんでみました。
ある程度の期間これで対応していたのですが、足で紐を取ってしまい、気が付いたら洋服が脱げている事が多くなったので、改良をしなければいけない事に…。
その④ 最終形態とら(現在の猫の服)
現在の最終形態とらです!
子供の洋服(少し大きくなったので80センチくらい)の首を少しつまんで、首の後ろに2つ穴を開けます。そして紐を通して固定。(必ず苦しくない程度に)
腰の部分にも緩めに紐を結びます。
腰に結んだ紐に、洋服の裾をくるくる巻いてあげます。これでトイレの時も汚しません。
また、消毒後は洋服を裏返して患部の部分に女性用の「シート」等を貼り付けて置くと、浸出液が出ても吸収してくれますし、ズレない限りは洋服が汚れません。
少しでも早く怪我が治りますように
私がこの「最終形態とら」を考えつくまで、何度も何度も失敗を繰り返しては、傷口を舐められてしまい、悪化してしまう事がありました。
(猫の舌はザラザラなので、少しでも舐められたらすぐに悪化します)
だからといって、カラーをつけるのも可哀相ですし、なんとか楽に過ごせてもらえたと思い、試行錯誤の内にたどり着いたのがこの最終形態です。
怪我をした猫を保護する機会はあまりないかもしれませんが、何かの時に参考にしていただけたらと思います!
早く完治して、洋服無しでのびのび暮らしてほしいものです♪
それでは、本日も読んでいただきありがとうございました!