近年、どの獣医さんも「室内飼い」提唱しており、猫は家の中から出ないと考える方が多くなっています。
それでも、運動不足からストレスを感じてしまう猫ちゃんもいる事から、どうしたら良いのか悩んでいる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
結論から言うと、猫を散歩に連れていくべきか、家の中から出さないべきかについては、猫の性格によるものが大きく、嫌がる猫を無理に外に連れていく事で、思わぬ事故に繋がったり悲しい結果を招いてしまう可能性があります。
そうならないためにも、散歩に連れて行こうかな?と思われている飼い主さんは、以下の内容をチェックしてみてくださいね。
散歩に向いている猫
元々、野良だったところを保護した猫は、家の中にずっといることでストレスを感じてしまう場合があります。
そんな時には、きちんと準備をしたうえで、少しずつ外に連れて行ってあげましょう♪
また、性格的に外への興味が強く、外に出たがる猫もいますので、そんな場合は少しずつお散歩への段階を踏んでいっても良いですね。
いずれにしても外に出る時は、
上記2点がとても大切になります。
【ワクチン】散歩に行く前の注意点
猫ちゃんを外に連れていくときには、必ずワクチンを打っておきましょう。
外の世界には他の動物や、ノミ・マダニなども生息しているので、出来る限りの準備をしてから連れていきます。
思わぬところで、他の猫と喧嘩してしまった…、という事もあるので、ワクチン接種は必須です。
また、散歩デビューの時はいきなり遠くに連れて行かず、まずは家の周りを抱っこしたまま歩いてみて、車の音や外の環境にパニックを起こさないか様子を見てあげてください。
散歩時に持っておきたいアイテム
電車の音、大きな声(音)等、何がきっかけで猫のスイッチが入ってしまうのか分かりません。
ビックリして恐怖を感じてしまった猫のほとんどが、ものすごい勢いで暴れてしまいます。
犬と異なり体が柔らかい猫は、ハーネスの僅かな隙間から体を抜いて飛び出してしまう可能性があります。
重複しますが、
こういった準備も必要かと思います。
また、基本的には排泄はおうちの中でしてほしいところですが、万が一お散歩中にしてしまった時のため、スコップやビニール・お水などは携帯しておきましょうね♪
散歩に向いていない猫
今まで室内飼いで過ごしてきた猫は、基本的にはお外に連れていく事でストレスを感じる事が多いようです。
窓からお外ばかり見ていて、飼い主さんが「散歩に行きたいのかな?」と感じた場合は、上記の方法で、家の周りをハーネスを着用したまま、抱っこで連れて行ってみてください。
その時に、耳がペタっと閉じてしまっていたり、表情や行動が怖がっているような状況であれば、今後も無理にお外に連れていく必要が無いかと思います。
そんな時は、家の中で十分に遊べる猫ちゃん用のグッズを与えて、なるべく自宅内で体を動かせる環境を作ってあげましょう♪
家の中で運動出来るグッズ
キャットタワーは遊び場としても優秀ですし、リラックスする場所としてストレス解消にも優れています。
また、猫専用のグッズなどで遊んであげる事で、飼い主さんとの信頼関係も築けますので、一石二鳥かもしれませんよ!
まとめ、猫ちゃんの性格に合った対応をしましょう!
ここまで書いてきましたが、猫ちゃんの性格によるところが大きいので、その子のペースに合わせて、決して無理をしないように気をつければ、飼い主も猫ちゃんも楽しい思い出が出来る事と思います。
また、散歩に行かないとしても、受診などの際に外出する事もありますし、猫ちゃんが安全にお出かけできる環境の準備は必要になってきます。
この機会にぜひ、猫ちゃんのグッズを一度見直してみてくださいね♪
それでは今回も、ここまで読んでいただきありがとうございました!