以前記事にしてから「尿道閉塞」に何度もなっている我が家の「とら」。
あれから我が家のキャットフード事情はすっかり変わってしまい、「とら」と「しお」にはロイヤルカナン、その他3匹の猫にはピュリナワンを与えています。
2019年の6月中旬に、とらに与えている「PHコントロール」商品の名称変更があり、かかりつけ獣医師からお話を詳しく聞いてきましたので、ご紹介したいと思います。
＜とらが現在食べている商品＞
PHコントロールからユリナリーS/Oへ
ユリナリーS/O オルファクトリーライト
今までのPHコントロールシリーズの詳細については、以下の記事でご紹介しています。
ざっくりとご説明すると、ロイヤルカナンのPHコントロールは大まかに分けると4種類です。
そして、今回「ユリナリーS/O」と名称変更され、切り替え推奨製品は以下のようになります。
| pHコントロール 0 | → | ユリナリーS/O |
| pHコントロール 1 | → | 継続販売製品（日本限定） |
| 1(フィッシュテイスト) | → | 継続販売製品（日本限定） |
| pHコントロール 2 | → | 継続販売製品（日本限定） |
| 2(フィッシュテイスト) | → | ユリナリーS/O オルファクトリー |
| pHコントロール オルファクトリー | → | ユリナリーS/Oオルファクトリー ライト |
| pHコントロール ライト | → | ユリナリーS/O ライト |
| pHコントロール ＋CLT | → | ユリナリーS/O ＋CLT |
| ベッツプラン pHケア フィッシュ |
→ | 継続販売製品（日本限定） |
ユリナリーS/Oに変更になり、結石の溶解度が変わった？
パッケージ裏
今までのPHコントロールシリーズは「0」が一番結石を溶かす能力が高いと言われており、ストラバイト結晶などが確認される猫ちゃんには「0」が勧められていました。
その後、病状に応じて予防へとシフトしていき「1」、「2」へ変更になっていきます。
そして、PHコントロール全般の食いつきが悪い猫ちゃんには、香りで食い付きを良くする「オルファクトリー」という製品がありました。
そもそも、「結石を溶かす」とはどういうものなのでしょうか？
薬で溶かすわけではない！尿中のPHを調整して溶かす
ロイヤルカナンの「ユリナリーS/O」シリーズは、結石を溶かす薬が入っているのか？
獣医師に詳しく伺ってみると、どうやらそういうわけではありませんでした。
マグネシウムを摂取しすぎると尿中のマグネシウムが増え、ストルバイトができやすくなります。
尿を弱酸性に調整することでできてしまった結石を尿中で溶かすことが可能です。
簡単にご説明すると、「尿中のPHをコントロールして、ストラバイト結晶を溶かしてしまおう！」ということですね♪
ユリナリーS/Oシリーズは全般的に同じ調整幅
以前は「0」が一番結石を溶かして、「1」が予防…とPHの調整幅が異なっていたのですが、今回ユリナリーS/Oに変更となり、
と、かかりつけ獣医師からのお話がありました。
今までは「オルファクトリーを食べるより、「0」を食べてくれたら嬉しいんだけどなぁ…」という場面がありましたが、今後はユリナリーS/Oシリーズはどれを食べても大丈夫！ということですね♪
とらはオルファクトリーの香りでないと食いつきが悪かったので、このリニューアルは嬉しい限りです！
また、分かりにくいポイントかと思いますが、「オルファクトリー」と「オルファクトリーライト」の違いは、肥満気味かどうかになるそうです…(;^ω^)
とらは迷うことなくオルファクトリーライトをおすすめされました（笑）
給与量は変わらなかった（0からオルファクトリーライト）
給与量
とらは体重が5kgなので、一日70ｇが目安です。
「0」から「オルファクトリーライト」になりましたが、給与量が変わらないのは嬉しいですね♪
そこそこお値段がするフードなので…(;^ω^)
本人（猫）はいまいちピンときていなかった「0」の味から、オルファクトリーの強い香りで食欲も増えました！
あまり太らないように気を付けたいと思います（笑）
まずは獣医師に相談を！
一回分が35ｇ
ここまでご紹介してきましたが、ユリナリーS/Oは猫用食事療法食です。
Amazonでも気軽に買うことができますが、どのフードが適しているかなどは、必ずかかりつけ獣医師にご相談のうえで購入されて下さいね♪
我が家がお世話になっている動物病院では、試供品などを試させてくれます。
いざ大袋で購入しても、食べないと勿体ないですからすごく助かります…(;^ω^)
病院に試供品などがないか一度相談して、少し試してから本格的に購入することをおすすめします！
＜とらがユリナリーに飽きてしまったので違うフードを与えてみました…＞
