日本は地震大国でいつどんな大地震が起こるのか分かりません。
また地震だけでなく、津波、土砂崩れ、台風、噴火等々…。
自然災害は本当にいつくるのか分からないですよね。
実際に先日、政府の地震調査委員会からこんな発表がありました。
【東北地方太平洋沖のM7~8級、高い発生確率】
政府の地震調査委員会が新たな地震予測の長期評価を公表。
宮城県沖でM7級の大地震が30年以内に発生する確率は90%。
青森県沖などでもM8級の巨大地震を想定。https://t.co/7t3llkR8zG pic.twitter.com/5Sh8oV6Zvy— 産経ニュース (@Sankei_news) February 26, 2019
万が一大きな自然災害にあったときに、普段からの「備蓄」が命綱として必要なのは周知の事実だとは思います。
ですが普段の生活でのやりくりから、一気に揃えようとするとなかなか手が出ない方も多いと思います。
私自身も、非常用持ち出し袋の準備はしていますが、一般的に言われている「5日分の食料や防災グッズ」を4人分準備できているかと言われると…
お恥ずかしながら「完璧」ではありませんでした…。
言い訳をすると…(;^ω^)
自分のことだけなら何とかなっても、家族全員と考えると高額となりやすいので、経済的にも一気に準備しておけない状況でした。
それでもいざと言う時に、大事なのは「家族の命」であることは間違いありません。
少しずつでも出来る「備蓄」を始めてみようと思い、なるべくお金をかけずに「非常持ち出し袋」を完成させたので、ご紹介しようと思います!
防災セットはひとつずつ揃えるよりリュック付きがお得である理由
非常用持ち出し袋の準備を意識しはじめた時に、Amazonや楽天で販売されている「防災セット」なるものを見て、
「これは必要ないよなぁ」とか、「これが足りないよねぇ」と色々考えていました。
必要最低限の荷物というのは、各家庭の家族構成によっても変わってきますよね。
個人的に、「防災セットって高いから、命を守るために絶対に必要なものを考えて、ひとつずつ自分で揃えた方が安いのでは?」と思っていました。
ですが、以下のようなものを揃えただけで結局のところ結構な金額がするんですよね…。
・防水加工されたリュック
・ラジオ(携帯電話の充電が出来る手回しタイプが良い)
・LEDライト
・ホイッスル
・ウォータータンク
充電が出来るライト付きラジオでも相場は2,3千円しますし、防水加工があるしっかりとしたリュックも4,5千円はします…。
しかもトイレや上記であげたもの、その他「避難生活」で必要なものを考えると、
上記のように認識が変わりました(;^ω^)
いざ自分がひとつずつの価格を調べてみると、防災セットとして販売されている商品が結局お得で、プロの目線で考えられたおすすめであることが分かってきました。
いろいろ調べた防災セットの中で良かったのが、「Defend-future 」さんが販売する防災セット
セットの内容と、価格を比較して我が家はDefend-futureさんの防災セットを購入することに決めました。
防災セットの概要について表にまとめてみました!
※セット内容は以下となります。(一人用)
品名 | サイズ・数量 | ポイント |
リュックサック | 53.5×30×14cm | 撥水加工済で防災時に目立つ「赤」
サイドポケットには500mlのペットボトルが入ります。 |
ダイナモLEDラジオライト | 1個 | 【蓄電機能付き】なので手回ししていないと充電できないを解決した商品(ラジオ・LEDライト・サイレン機能・USB充電付き) |
非常用5年保存水 | 500ml×4 | 官公庁や自治体でも利用されている安全な5年保存水 |
アルファ米 | 3個 | 【賞味期限:製造より5年】水でも作れるアルファ米(1個で出来上がりは260g・おにぎり2個分) |
ハウス食品LLヒートレス野菜カレー | 1個 | 【賞味期限:製造から66ヶ月】大手「ハウス」さんが販売する温めなくても美味しいカレー |
パワーブーストようかん | 1個(45g×6本入) | 避難生活で「甘いもの」が欲しくなるとの経験談から、スティックタイプで食べやすいようかん |
ラップ | 1個 | 災害用品として必須。紙皿の上にひいて洗い物を減らしたり、保温にも使用できる |
ウォータータンク | 5L×1個 | 断水などで生活に使う水に困る前に・水の配給時にも |
エアーマット | 1つ(長さ:約195cm 幅:約60cm 厚み:約50mm) |
避難所生活でのマットとして・車中泊にも使える |
耐水・油ペーパープレート | サイズ:18cm・12枚入り | 紙皿・生活用品 |
レインコート | 1着 | 傘と違い、携帯しやすく非常時に役に立つことからレインコートがおすすめ |
アルミブランケット | サイズ:140×110cm | 寒い時期の防寒対策・担架としても利用できる |
非常用トイレ | 3回分 | 仮設トイレの数が足りなかったり、混雑の可能性もあるので必須 |
マスク | 1つ | がれきの粉を吸わないようにしたり、避難所生活の風邪予防にも |
歯ブラシ | 1つ | 災害時には口腔ケアがしにくい環境のため |
エイドクルー | 1セット | 救急セット |
ホイッスル | 1つ(長さ:4.8cm 直径:0.7cm 重さ:4.5g 材質:アルミニウム) |
非常時に身に着けておくべき必需品 |
その他 | ー | モーリアンヒートパック(食べ物を温める発熱剤) Mサイズ(3個入り)×1・目かくしポンチョ×1・携帯洗濯セット×1・からだふきシート×1・防災マニュアル×1・内容商品一覧用紙×1・ID用紙×1・iPhone用ケーブル×1・microUSBケーブル×1 |
リュックからすべてセットになっているので、後は追加したいものを準備することになります。
個人的にこのセットだけでは、以下のものが少な目であると感じたので、その点は別途ご紹介します。
<足りないと感じたもの>
・食料
・飲料水
足りないものは100均や自宅にあるものをプラスする
ご紹介した商品に入っていない細々したものは、自宅や100均などで追加しました。
お子さんが小さい方などは、おむつ・ミルク用品でなども必要になるかと思います。
<参考例>
【ローリングストック法】非常食はAmazonの定期おトク便で「貯蓄」する
問題は食料と飲料水です。
大規模な災害が万が一おきてしまうと、必要最低限の食事や水分も手に入れられない可能性もありますよね…。
今までは「3日分」と言われていましたが、現在そういった大規模な災害に備えて「5日間から1週間分」を備えておけば安心と言われています。
我が家は食べ盛りの息子達がいるので、自分は食べれなくても、子供達にはなるべく空腹感や辛い思いはさせたくないと思っています。
経済的にも「1週間分」を一度で揃えられる方は、もちろん完璧に準備しておくことをおすすめします!
それでも…重複しますが、大切なことは重々分かっていながら、我が家の経済状況では一度に揃えるのは正直大変でした。
「アルファ米」で家族分の量を一気に揃えようとすると、結構な金額となりますので…(;^ω^)
そこで、思いついたのが、
これです!!(^^)/
Amazonの定期おトク便であれば毎月届いてどんどん補充されていきますし、これ以上必要ないと思ったら、
上記のようにローテーションしていくことで、非常持ち出し袋の中の食料を常にチェックすることにもつながります。
また、定期おトク便を利用することで、通常の価格より安く手に入れることができますよ♪
我が家ではこういった感じで防災グッズを揃えていきましたが…
実はこれ、「ローリングストック法」と呼ばれる、内閣府が啓発している内容と同じことなんです!
<ローリングストック法とは>
非常食というと「気が付いたら消費期限が大幅に過ぎていて全て廃棄した」といった失敗が起こりがちです。
ローリングストック法は日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法。
Amazonの定期おトク便に対応しているアルファ米や非常食
それでは、Amazonの定期オトク便に対応している、非常食としておすすめの商品をご紹介します。
(2018/3/2現在)
尾西食品 【携帯おにぎり】
アルファ米は水やお湯を入れると一気に膨らむので、三角の形状の袋を利用して自動的におにぎりが出来上がるように作られた商品です!
おにぎりなので場所を問わずに食べることができ、手も汚れないので一番のおすすめです♪
尾西食品 アルファ米 白飯100g×5食
こちらも尾西食品さんのアルファ米で「白飯」になります。
味がついている商品は定期オトク便に対応していなかったので、味ご飯が必要な方は別途購入となります。
我が家の息子たちは幸いなことに「白飯」がなにより大好きなのです…(;^ω^)
あたためなくても美味しいカレー
防災セットではハウスさんでしたが、こちらは永谷園さんのカレーになります。
ハウスさんも同じ商品があったのですが、我が家の場合、夫も子供たちも「甘口」しか食べれないという何ともデリケート(?)な問題がありこちらになりました(;^ω^)
ハウスさんの定期オトク便に対応しているカレーは以下となります。
中辛が好きな方はこちらですね♪
長期保存水・飲料水
飲料水のストックは必須となりますよね。
Amazonブランドの「Happy Belly」というものがあり、長期保存水もお手頃な価格で「定期オトク便」に対応しています。
そして、災害時にも持ち運びしやすい500mlがおすすめです。
保存期間は製造日から5年3ヵ月とのことでした。
また、長期保存水でなければもう少し安めに販売されています。
普段からミネラルウォーターを飲んでいる方などは、届いたものからローテーションしていけば良いので、こちらがおすすめですよ♪
私の場合はこちらを購入しているのですが、手元の商品の賞味期限は届いてから大体2年程度でした。
それでも期間がある方ですが、「長期保存水」と販売されているものではなく同じ賞味期限のものが届く確証がないので、長期保存をしたい方は前者の商品がおすすめです。
小さいお子さんがいる場合はトイレ問題は重要
先述しましたが、避難生活の「トイレ事情」は大変だとよく報道されています。
有事に備えて必ず準備しておくべきですね。
防災セットにも同梱されていますが、数回分では絶対に足りませんので、こちらも買い足しすることをおすすめします。
コンパクトに折りたため、45Lのビニール袋であれば対応します。
凝固剤のみでも販売されているので、災害だけでなく、キャンプや車中泊などでも利用されている方が多いようでした。
災害時に備えて、家族の命を守るために少しずつでも準備しましょう!
いかがでしたでしょうか?
本当はすぐにでも完璧に準備するのが良いのでしょうが、私のように「必要だと感じながらもなかなか手が出ない方」にぜひ読んで欲しい内容を書いてみました。
一度に全部揃えると出費が気になってしまい、なかなか準備しづらい「非常持ち出し袋」ですが、Amazonの定期オトク便を利用することで、なるべく負担なく準備することが出来ます。
いざ災害が起きてしまった時に「準備しておけばよかった」と後悔しないためにも、防災セットは少しずつでも準備をしておきましょうね!
この記事が少しでも防災意識につながることを願っています。