昔の映画などを見ていると、黒髪のサラサラな髪の毛を「つげ櫛」で梳いているシーンがありますよね。
子どもの頃、くしで梳いた瞬間にツヤが出る髪の毛に憧れを抱いたものです。
正直、子供の頃は婆ちゃんに「刈り上げ」にされてたのよね。
そんな悲しい過去を持つ私でしたが、30代になって腰まである超ロングに!
(美容室に行くのが面倒で、伸ばしっぱなしにしているだけ…)
ここで試さねばいつ試すのか?!
というわけで、あんず油を使って「高級つげ櫛」を作ってみました♪
あんず油仕上げのつげ櫛は、毎朝髪を梳くだけでツヤツヤになりますよ!
かなり簡単だったので、ご紹介したいと思います♪
<あんず油をおすすめしている理由は以下の記事でご紹介中>
つげ櫛を準備する。どんなつげ櫛が良いの?
正直なお話しをすると、そこまでこだわりがなければ「100均」にもつげ櫛は販売しています。
でも、せっかくつげ櫛を使い始めるなら自分が気に入った商品が良いですよね♪
そんなわけで、はじめにつげ櫛の選び方をご紹介したいと思います!
つけ櫛の材質について
お店で販売されているつげ櫛を見ると、「〇〇の木」という記載があると思いますが、基本的に木の種類によって髪のツヤが変わることはないようです。
参考:工房ふるかわ屋さん
木の持つ性質(頑丈さ)や、木目の出方などで選ぶと良いということですね♪
つげ櫛を形で選ぶ
「どうせ使うなら可愛いデザインのつげ櫛が良い」
「持ち手があった方が楽」
などなど、つげ櫛にはいろいろな型があるので好みの形から選ぶのも有りです♪
私も上記のイラストのような「半月型」と呼ばれる可愛い小ぶりなタイプにしようかと迷いましたが…
自称ヘアアクセクラッシャー。
髪の毛が多い私には向いていないかも…。
こんな感じで自分の髪質を考えてみたり、使用するときに自分が使いやすい持ち手の形を選ぶと良いですね♪
他にも男性へのプレゼントなどであれば「男櫛」と呼ばれる形もあるので、用途に合わせて選ぶことをおすすめします!
本題!あんず油仕立てのつげ櫛の作り方
「あんず油仕立てのつげ櫛」を作ってみましょう♪
実際に作ってみて思ったのが…、ものすごく簡単でした!
それではご紹介します♪
つげ櫛を出す
はじめに、上記の手順で準備した「つげ櫛」を出します。
私は桃ノ木で作られた「パーマ型」と呼ばれる代表的な形のつげ櫛を準備しました!
紙やすりでつげ櫛の表面を削る
実はこの工程が一番大切な部分になります。
めんどくさいとは思いますが、紙やすりでつげ櫛の表面を削ります(*´ω`*)
購入してきた商品はニスなどでコーティングされていることがほとんどです。
しっかり削っておくと「あんず油」がより浸透してツヤ髪になれるつげ櫛が出来上がるというわけですね♪
削った後のつげ櫛
写真がぶれて申し訳ない…。
今回は椿油ではなく、さらっとした「あんず油」を使うという事で、全体的にツヤを出すためにまんべんなく削ってみました!
出来上がったつげ櫛を触ってみても、ベタベタすることもなかったので、あんず油を使う場合は全体的に削ることをおすすめします♪
そっちの方が色調もあって良いですからね(*´ω`*)
あんず油を塗ろう!
削ったつげ櫛とあんず油を準備したら、その下にラップを敷きます。
その後は…。
思うがままたっぷりとあんず油をかけます!!
「多すぎ?」と感じるくらいあんず油を使いましたが(つげ櫛がヒタヒタになるくらい)、出来上がり時にはしっかり染み込んでいるので安心してくださいね(*´ω`*)
ラップに包んで5日~1週間置く
あんず油をかけたつげ櫛はそのまま下に敷いておいたラップに包みます。
心配な方は2重にすると安心です。
この状態でジップロックなどに入れ、日差しの当たらないところで5日~1週間ほど置いておきます。
出来上がるまでが楽しみですね♪
出来上がった「あんず油仕立てのつげ櫛」がこちら
出来上がった「あんず油仕立てのつげ櫛」がこちらです!
最初の状態よりツヤが出てますね♪
ラップから取り出すときに「染み込まなかったあんず油でベタベタになるんじゃないか」とか、「一度拭かないといけないかな?」とか思っていたのですが心配無用でした!
表面を削ったつげ櫛にすべての油が染み込んでいたので、取り出した瞬間からサラッとした手触りでそのまま使用することができましたよ(*´ω`*)
使用してみた感想ですが、普段使っているプラスティックのブラシに比べると比較にならないくらい髪にツヤが出ます!
私の髪は超ロングで、日頃からのセルフカラーで傷んでいることもあり、毛先が時々もつれていました。
毎朝この「あんず油仕立てのつげ櫛」で髪を梳くと毛先のもつれが無くなりました♪
私のような傷んだ髪ではなく子供の自然な髪の毛で試すと、天使の輪ができるほどツヤッツヤの髪に…(*´ω`*)
簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね!