昔から生き物が大好きな私ですが、もちろん「魚」も大好きです!
そんな私が子どもの頃、ふと図鑑で読んだ「サクラマスの話」に衝撃を受けた事があります。
それからというもの「サクラマスのような生き方をしたい!」と考えながらここまできました。
そして…息子たちにも小さい頃からずっと聞かせているお話になります。
今回は、もう一つのブログで息子の記事をあげたことから、この話を皆さんにも共有しようと思い立ったわけであります(^^♪
※もう一つのブログ、長男の記事はこちら
ヤマメとサクラマスは同じ魚
サクラマスとはサケ科で、成長すると体調が60㎝を超えてくる大きい魚です。
川で産まれ海へ下り、産卵期を迎えると生まれた川まで命がけで戻ってきます。
この辺りはサケと同じですよね。
巨大な体でいかつい顔、危険な海を生き抜いて帰ってくるサクラマスですが、
実は、生まれた時は「ヤマメ」と同じ魚なんです。
むしろ一部のヤマメがエサを求めて海へ向かい、「サクラマス」となって帰ってくると言った方が正しいと思います。
成長したヤマメは平均して20cm程なので、サクラマスの60cm超と比べると、その体格差は歴然ですね。
ヤマメ・・・川で生まれ、川で育つ魚(20cm)
サクラマス・・・川で生まれ、海へ下る魚(60cm超)
稚魚時代にエサが取れなかった負け組
そのまま川で一生を過ごすのが「ヤマメ」で、その中の一部が海へ向かい、サクラマスとなる…。
同じ魚なのに、なぜ「一部」の魚たちはわざわざ危険な海へ行く事になるのか…というと、ご察しかもしれませんが、以下のような理由があります。
・エサが取れない負け組であったから
※所説あり
同じ魚として生まれて、エサが取れない、いわゆる「負け」てしまった魚は、エサを求めて危険である海に行く必要がありました。
海へ向かい、荒波にもまれ、危険な外敵から逃れながら成長し、その中の一握りの魚だけが生まれた川へ帰ってきて、「サクラマス」と呼ばれるのです。
帰ってきた時は、川に居続けたヤマメよりも数倍大きくなり、顔つきもたくましくなるという事ですね!
この話が大好きで、いつも子供たちにサクラマスの顔をマネしながら話をします(笑)
次男は小さい頃からサクラマスの話を続けたおかげ(?)か、とても魚が大好きになり、私の幼少期と同じく、いつも魚図鑑を抱えている程の「魚好き」となりました!
負けた分だけ強くなろう
人間社会でもいろんな場面で「サクラマス」になれるチャンスがあります。
幼少期から、全てに勝ち続けている人はいないですよね。
「負ける」ことは恥じる事ではなく、その結果をどう受け止めて行動するのか…。
努力をして、経験値を積んで、最終的に立派なサクラマスになれたら、負けた事すらも自分の力になります。
私もサクラマスになれるように、今以上に努力しようと思います!