愛犬、愛猫の口腔ケア(歯磨き)が、あまり出来てなかったと実感する出来事がありました。
先日、椎間板ヘルニアで一時寝たきり状態になってしまった老犬くんちゃん(14歳)ですが、2週間程の寝たきり生活中に、左頬が異常に腫れました。
その時の様子がこちら…
ス〇ーピーみたいになっとるやん!!
実は、数年前に全身麻酔で抜歯手術をしてもらったのですが、どうやら再発してしまったようです。
はい。歯周病です。
これをそのまま放置してしまうと、目の下あたりから皮膚を突き抜けて膿が出てきます。
くんちゃんがうちに来た時に一度だけ膿が出てきた事がありますが、見るだけで痛々しいですし、本人もきっと痛みに耐えながらフードを食べる事は辛いですよね。
マズル(口元)が長い犬の場合、フードが口腔内に残りやすいため歯周病になりやすいという事と、一度なってしまうと再発しやすく、数年前に全身麻酔で手術した時は費用面でもかなり痛かったですね…。
今回は腫れた段階で受診し、抗生剤を投与してもらったので、翌日すぐに腫れが引きましたよ♪
ですが、腫れが引いたり抜歯手術を行っても、
上記のような事も多く、(獣医師談)犬だけでなく猫も同じなので、出来るだけ若い内から口腔ケアをしてあげる必要があります。
元気なうちから口腔ケアをしよう!
くんちゃんは出会った時点で6歳。
すでに歯周病になっていました。
そして…定期的な検診を行っていましたが、再発して腫れが見られたので、全身麻酔による歯石除去と抜歯の手術を数年前に行いました。
手術費用は…5万円弱。
これを高いと見るか、安いと見るかは人それぞれですが、何よりも歯周病になってしまった場合、お金だけでなく以下のような重要な問題が出てきます。
可愛い愛犬、愛猫を抱っこして顔を近づけた時に、「く、臭い…」と感じてしまうことはないですか?
心当たりがある場合は、歯周病の一歩手前かもしれません。
動物は自分たちでは歯磨きもできませんので、普段見えにくい口腔内のことは飼い主さんでケアしてあげましょう!
噛めなくなることで、必然的に缶詰などの柔らかいフードが必要になります。
市販のドライフードよりは価格が高くなる可能性があります。
また、フードの変更や食べづらいことで、食欲がなくなり弱ってしまう事もあります。
歯周病から発生した菌が血液にのって全身をめぐる事で、重大な疾患につながると言われています。
さらに先に書いたように、歯周病は一度なってしまうと完治というのは難しく、腫れや痛みが再発することもあるので、
「今は元気だから」と思わずに、元気なうちからケアをしてあげてほしいと思います。
うちのくんちゃんのように、老犬になってしまうと全身麻酔の手術自体が難しく、治療も困難になってくるので、早めの対応をおすすめします。
歯磨きや口腔ケアで元気に歳をとってほしい
愛犬や愛猫が人間よりも早く歳をとってしまうのは仕方のないことですが、出来るだけ最後まで元気でいてもらうために、元気なうちから口腔ケアをしましょう!
獣医師に確認したところ、ケアを嫌がって難しい子には、せめて1週間に1回の歯磨きでも良いとのことでした。
グリニーズのようなガムで日頃からケアをしてあげたり、
猫ちゃんであれば、こういった商品を指につけて歯を磨いてあげると良いです(^^)/
ちなみに歯磨き粉の「ペットキッス」はAmazonのベストセラー商品でした♪
そして、すでに茶色い歯石が付着している…というペットには、歯石除去の商品をお試ししてみることをおすすめします。
バイオペーストルース
バイオペーストルースという商品ですが、口腔内の汚れを浮き上がらせ、強い洗浄効果があります。
天然材料にこだわっているので、ペットに使用するのも安心ですね♪
お試しサイズは送料無料で「350円」とかなりお安くなっているので、全身麻酔で数万円の手術をする前に一度試してみてはいかがでしょうか?
日頃からのオーラルケアで口腔内を清潔にすることで、手術を回避することができたら、体の負担も少なくしてあげられると思います。
くんちゃんは以前紹介したカンファペットで耳、涙やけのケアをしています。良ければこちらも見てくださいね!