西日本で主に食べている「マテ貝(馬刀貝)」ってご存知ですか?
北九州のお隣の苅田町や行橋市では、春の潮干狩りのシーズンになると、このマテ貝を掘る為にたくさんの老若男女が集まってきます♪
バター焼きや酒蒸しなどにすると、とっても美味しいマテ貝。
取り方も少し特殊で、それがすごく面白いんです!
潮干狩りの場所紹介
マテ貝掘りが楽しめる場所は、行橋と苅田にあります。
まずはそれぞれの特徴をご紹介します。
<行橋> 長井浜海水浴場
<長井浜海水浴場>
期間:3月下旬~6月
料金:大人500円・子供無料
※駐車場入口の長井浜漁業協同組合へのお支払いか、地元漁協の方が集金している場合はそちらでお支払いください。
トイレ・駐車場:有り
大人のみ採貝料がかかりますが、駐車場やトイレもあるので小さな子供連れで行く場合は、行橋の長井浜海水浴場がおすすめです。
<苅田> 白石海岸
<白石海岸>
期間:3月下旬~6月
料金:無料
トイレ・駐車場:無し
苅田町の白石海岸は採貝料はかからず無料ですが、駐車場はなく道路に寄せて駐車する形となります。
駐停車禁止標識や標示はないが、道路交通法第44条によって駐車禁止を切られる時がある
GWなどで人が多い時は、駐車禁止がとられる場合があります。
ここ一帯は「駐停車禁止標識」などはありませんので、基本的な駐車禁止スペースに停めなければ大丈夫です。
注意するべき点は、自動車学校で習った「あの話」。
この3点は標識が設置されていなくても、問答無用で「駐車禁止」です。
(今回のGWも、警察が出動して計測後に駐車禁止をきっていました…)
また、お休みであっても工場の「出入口」に横付けして駐車するのは止めましょう。
採貝料が無料なのに、駐車禁止の罰金を払うはめになるのは勿体ないので注意が必要です。
車を停めたら海へ!
潮干狩りの時期はかなりの台数が駐車されているので、車を停める位置によってはポイントまで10分程度歩く場合もあります。
またトイレが無く(ドアがないトイレならあります…(;^ω^))、潮干狩り後に手や足を洗うスペースなどもないため、小さなお子様連れの場合はペットボトルにお水を入れて、手や足を洗う用に準備された方が良いかもしれません。
マテ貝を取るための準備
マテ貝を取るために必要なものは以下となります。
地面を薄く削ぐように掘る必要があります。
深く掘る必要はないので、短いタイプでも問題ありません(^^)/
普通のクワでも大丈夫ですが、マテ貝のみに利用するために購入するなら一気に広範囲を薄く削げる左官鍬がベストだと思います。
クワで浅く掘った後、マテ貝が住んでいる「穴」がたくさん見つかります。
その穴に塩を入れるとマテ貝が飛び出してきますよ♪
塩は何の塩でもOKです。量を使うので、安くてたくさん入っているものを選びましょう!
塩を入れる容器は口が細すぎると湿気を含むと出が悪くなりますし、太すぎるとたくさん出過ぎてしまいます。
私のおすすめは調味料ボトルです!
これなら穴を発見したときにサッと適量出すことができますよ♪
後は通常の潮干狩りと同様に、長靴やタオルなども準備していきましょう!
さっそくマテ貝を捕獲!
持参したクワで表面を薄く削ると…
たくさんの穴!!
ここに塩を投入すると、マテ貝がニョキっと顔をだしますよー♪
よく見て出てきたところを捕獲しましょう!
コツは、掴んだら無理に引っ張らずに優しく引き上げるべし(*´ω`)
プロのマテ貝ハンターになると、マテ貝が気付かないうちに早業で引き揚げてしまいますが…笑
人気ユーチューバーの「釣りよか」さんもマテ貝掘りを楽しんでいらっしゃいました(*´ω`)
動画でマテ貝掘りを見たい方はチェックしてみてくださいね♪
2時間滞在・・・一人でどのくらい取れたかというと
今回は大潮の日に家族で向かいましたが、我が家の子ども達は少々大きいので…。
飽きるのが早い!!( ;∀;)
小さいうちはすごく楽しんでいたのですが、毎年行っているうちに飽きてきたようです。笑
結局、2時間くらいいましたが、ほとんど私一人で取ったようなもの…。
2時間かけて一人で取ったマテ貝がこちら!
大皿一杯分くらいにはなるかな?
マテ貝は砂抜きをそこまで気にしなくても大丈夫なので、さっそくその日の食卓へ。
美味しいマテ貝のバター焼きができました♪
酒蒸しにしても美味しいですよ~!!
ゴールデンウイークに「マテ貝掘り」を家族で楽しむ!
4月に入って暖かくなってきたので、マテ貝掘りも時間を忘れて夢中になりました!
行かれる前に、必ず潮見表で当日の干潮時間をチェックしましょうね。
大潮の時なら干潮の前後2時間程度はマテ貝掘りを楽しめます!
6月くらいまでできるので、ゴールデンウイークなどに家族みんなで楽しんでみてください♪