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小学生の新学期が始まると、まずは学校での「集団検診」があります。
内科、耳鼻科、歯科、眼科など、先生が学校に来られて、子ども達は「オレ、身長が○○センチ伸びたぜぇ!」など一喜一憂するイベントです(*´ω`)笑
検診が終わった後に、手紙で結果についてのお知らせがくるのですが、我が家の子供たちは今まで一度も検査に引っかかったことがない健康優良児でした。
なので…。
まさか「要受診」(学校でこんな結果だったから病院にいってみてね☆)になるなんて夢にも思っていなかったのです。
そして次男がテーブルに置き散らしているプリントを何気なく確認すると…
二度見しましたよねぇ…。
両親も祖父母も目は良い家系で、眼鏡をかけている人がほぼいない我が家。
そのため、よく聞く「遺伝」ということは考えにくいのです。
私は30代になって「なんとな~く」目が悪くなってきたので眼鏡を購入しましたが、それでも免許証に差し支えない程度ですし、なんでだろう…と思いながら、
学校で友達とワイワイやっていたから、集中してなかったんじゃない?
一旦はそう思うことにして、とりあえず眼科の受診へ行ってきました!
そして…、眼科の先生から聞いた驚きのお話をご紹介していきたいと思います。
次男坊、やっぱり目が悪かった。
学校がお休みの土曜日にさっそく眼科受診!病院に入ってみると、待合室には小学生がいっぱい…。
平日は学校があるから、学校がお休みの土曜日に集中しますよねぇ。
浅はかだった…( ;∀;)
いろいろな患者さんが受付の人と話している様子をみると、やはり「学校の検診で引っかかった」という話が多数でした。
一度中に呼ばれてから視力検査を行い、2時間経過…。(*_*;
他の曜日にすれば良かったなぁ…。
(次男の視力が悪いと思っていない)
やっとのことで呼ばれたと思ったら…先生から衝撃の一言。
さて、メガネどうします?作るなら処方箋を書きますよ~♪
・・・は?
せ、先生!視力は悪いんですか?!
はい。学校の結果と同じく0.6と0.4ですね~。
まぁでも本人が気にならないなら全然いいんですけど。ハハッ!
とっても早口でひょうきんな先生のようで、かなり軽いノリでした…。
しかもよくしゃべる…(←コラ)
小学生に増加している視力低下・原因と思われる3つの理由
とりあえず本人はあまり「目が見えない」という自覚症状はないようで、日常生活にも全く困っていない様子でした。
そのため、今回はメガネを作らずに半年後に再検査ということで帰宅しました。
そして…まぁこの先生、聞いてもないのによく話してくれるので、すごく好印象だったのですが、話すスピードが超速く、聞き取りが大変だったので、備忘録も兼ねてお話されたことをまとめてみようと思います♪(*´ω`)
先生がおっしゃるには、
10年くらい前から小学生の視力低下が進んでいて、かなり増加している
ということでした。詳しくご紹介していきます!
小学生の視力低下の理由①ブルーライト
遺伝に関係なく小学生の視力低下が増加している原因ですが、察しの良い方はお気づきのとおり、
こういった機器から受ける「ブルーライト」が原因ではないかと「日本眼科学会」でも調査をしている段階で、急速に進化した電子機器ですから、危険因子として確定している段階ではないそうです。
ただし、ここ10年で小・中学生だけが急増しているところを見ると、原因の一つと考えても良いと思います。
小学生の視力低下の理由②太陽光を浴びなくなった(バイオレットライト不足)
太陽光に含まれる「バイオレットライト」という光が、近視進行を抑えることが分かっています。
このバイオレットライトですが、太陽光に含まれるので、もちろん「屋内」では浴びることはできません。
我が家も含めて、昨今のお子さんは、室内で過ごすことが主流となりつつあります。
昔と比べて屋外で太陽光を浴びる時間が少なくなり、必然的に「バイオレットライト不足」になっているのです。
そのため、「天気や気候の良い時はなるべく屋外で遊ぶ」ということを心がけるだけで、近視予防につながります。
小学生の視力低下の理由③環境・姿勢が悪い
①の理由と少し似ていますが、本を読む時の姿勢や、光の調整も大きく視力に影響します。
見ているモノとの適度な距離はおよそ「30cm」と言われており、周りの光量は暗すぎるのはもちろん、明るすぎても目に良くないということです。
実際には、明るすぎて目に悪いと言われてもピンとこないですよね…。
その部分を気にするよりは、「目との距離(30cm)」と、「暗すぎる」ことを注意して、
このように、目を酷使させないことが重要なようです。
ポータブルゲームやスマホの普及で、ゴロゴロ横になりながら目と対象物との距離が近くなってしまうことってありますよね(;^ω^)
子供だけでなく、大人も気を付けないといけない問題かもしれません。
まとめ:視力に良い生活とは・・・予防方法は?
子供の近視進行抑制のためにできる予防方法をまとめてみます。
現代っ子はタブレットなどで勉強をしている場合もあり、一概に「ゲームで遊んでいるから目が悪くなる!」と言えない部分もありますよね。
またそれだけではなく、近視になりやすい子やなりにくい子がいますので、決めつけるわけにもいきません(;^ω^)
実際に同じ生活をしている長男は、今のところ視力は全く問題ないので…。
日常生活でどうしても浴びてしまうブルーライトを予防するには、ブルーライトカットのメガネをかけるのが一番手軽だと思います。
近年の猛暑だったり、雪が吹雪いている中、無理やり屋外で遊ばせる必要はありませんが、ある程度気候が良い日は外で遊ばせたり、家族でレジャーに行ったりなど、
「太陽光を浴びてバイオレットライトを取り込む」ということを意識してあげると良いかもしれませんね♪
「目に良い食事」など、気にしだすとキリがないので、ズボラな私は次男の勉強環境などを見直してみようと考えています。
今回のことで、目と対象物との距離を改めて観察した時に、スマホや本をすごく近くにして見ていることが判明しました。
30cmどころではありませんでしたね…(;^ω^)
次男だけでなく、夫や私、もちろん長男もですが、家族みんな思っていたより「見る距離」が近く、薄暗い中でもスマホをいじっていたり…。いろいろ発見することができました。
あまりにも「目が近いよ!」と言っていると、うるさく感じられると思います。
タブレットやスマホ、ゲーム端末などを手に持って操作するときは、なるべく「スタンド」などを利用するのがベストだと感じました。
一度目が悪くなってしまうと、なかなか回復することはありません。
子供だけでなく大人も含めて、みんなで目を大事にしていきたいですね♪