到津の森公園ってどんな所？北九州の癒しスポット

今回は、北九州のお勧めスポットをご案内します。

閉園から奇跡の復活

ご紹介する到津の森公園ですが、昔は西鉄が運営していて到津遊園という名前でした。

私も子供の頃は両親に連れて行ってもらい、当時はまだあったアトラクションや、動物を観察して楽しんでいました。

しかし、到津遊園は68年間地域に愛されていましたが、2000年に経営悪化のため閉園してしまいます。

付近に「スペースワールド」が開園し、道路状況も変わったことから客足が遠のいてしまったことが原因のようです。

そんな到津遊園が、2年後に見事復活を果たしました。何が起こったのか…。

遊びに行かれる前に、奇跡の復活までの道のりを知っておくと、思い出も深まると思います。是非、読んでみてくださいね！

閉園となった到津遊園でしたが、存続を求める北九州市民が署名活動を行い、何と26万以上の署名を集まったのです。

北九州市の人口が100万人といわれる中、この署名人数は凄い数です…。当時は私も子供ながらに覚えていますが、この署名活動は全国的なニュースとなりました。

そうした市民の気持ちに応えるように、北九州市が経営を引き継ぐ事を決定。

2002年に「到津の森公園」として見事復活を果たしました！地域の人たちに支えられながら、来園者とのコミュニケーションを大切にする動物園として、今でも北九州市民の憩いの場となっています。

到津遊園の頃のアトラクション（ジェットコースター等）は殆ど無くなってしまいましたが、今の来園者にとっては「動物や自然と触れ合える」「思いっきり体を動かせる」と期待をして訪れているので、アトラクションが無くてもまったく問題はありません。

むしろ、体験型スポットなので、私は今の雰囲気がすごく好きです！

＜営業時間等＞

営業時間：９時～１７時

休園日：毎週火曜日

＜入園料＞

大人：800円

中・高校生：400円

4歳～小学生：100円

入口近くのフラミンゴを筆頭に、ゾウ、ライオン、トラ、昆虫や魚まで約100種500の動物を展示しています。

お勧めはフクロテナガザルです。声のボリューム半端ないのでご注意ください。

昔からフクロテナガザルの声を聞くと、到津に来た！という気がします。丸太の橋を渡るヤギもとても可愛く、ふれあいコーナーも勿論ありますよ！

訪れた時には、これでもかというくらい子供達を遊ばせます。

小学生男児2人がいる家庭のモデルコースとしては、

①園内をくまなく一周・動物観察

②無料で遊べるアスレチックで根をあげるまで遊ばせる

③芝生広場でお弁当（ランチ）

③その後、好きな遊具を2.3個遊ばせる

こんな感じで、ほぼ体を使うような状況となってしまいますが、小学生男児2人のうちの場合なので参考程度に…。

また、小さい子がゆっくりと遊ぶ遊具もありますよ！

HP上でも詳細が記載されていますが、小さい子も十分に遊べます！