先日とらの去勢手術に行ってきました!
オス猫なのでメス猫ちゃんとは異なる点があるかと思いますが、何かの参考になればと思い、手術後までの経過も含めて紹介したいと思います!
去勢手術が何で必要なのか?
前回の記事でもご紹介したのですが、オス猫は成猫になってくるとマーキング行動が見られます。
去勢手術をすることで以下の効果が見られます。
マーキング(スプレー)しなくなる
マーキング行動が始まってからなるべく早く去勢することで、スプレーしなくなるという事でした。(獣医師談)
とらも、頻繁ではないですが「もしや…」と思う事があり、保護時の怪我も後少しで完治するという所まで来たので手術をすることに決めました。
万が一、脱走した時に不幸な子猫を増やさない
うちで飼っている猫は完全室内飼いですが、何かの拍子で突然「脱走」する事もあります。
また、発情期の未去勢オス猫は本当に外に出たがります。
知り合いのお宅のメインクーンちゃんは、網戸を破いた…ではなく、突撃してサッシの部分から網戸を破壊して脱走したそうです…。
もうこうなってくると、どれだけ注意していても不可抗力の部分も出てきます。
「うちは完全室内飼いだから!」と思わず、野良猫ちゃんを増やさないためにも去勢する事を強くおすすめします!
病気を未然に防ぐため
手術してしまう事で未然に防ぐ事が出来る病気があります。
子供を望まず元気で過ごしてほしい!という事ですね。
手術をすることで上記の病気になる確率がグッと減りますよ。
乳腺腫瘍については、発情期を迎える前に手術をすることで発生率が0.05%まで抑えられます。
手術前の検診~手術まで
去勢させたい!と思っても、受診してすぐに手術というパターンは少ないかと思います。
ここからは、とらの去勢手術の流れをご紹介します!
手術前に検診
とらの場合は年齢が推定であることもあり、血液検査を行うことになりました。
結果については詳しく記事にしています♪
肝ぞうの数値がかなり悪かったのですが、その後エコー検査を行い、手術をする事は問題ないと判断していただけたので無事手術の予定日が確定しました!
良かったのか悪かったのか…ですね。
ちなみにこの日の病院代は6000円前後でした。
前日は食事抜き…
手術日前日の夜21時からは絶食してくださいとの事。
これが一番難しいー!
多頭飼いで基本的にごはんは常に入っている状態なので、今回はとらに合わせて猫全員のごはんを21時に全てさげました…。
過去何度も時間になったらエサをあげるように頑張ってみたのですが、どうしてもうまくいかず…。
お腹が減ったタイミングで猫達に起こされてしまうんですよね…。真夜中であろうと…。(良い案があったら教えてください( ;∀;))
また、当日の朝6時から水も禁止。
眠い目をこすりながら、きっかり朝の6時にお水をさげた私。えらい!笑
いつもあるごはんが下げられたので、他の猫の恨めしそうな顔ったら…。
いざ病院へ
朝の10時に病院へ。
受付を済ますと診察室へ呼ばれ、「夕方17時~18時頃にお迎えに来てくださいね~。」と言われ、後ろ髪を引かれながら退散。
頑張るんだよとら!
お迎え♪費用はどのくらい?帰宅後の様子
もう、心配で心配で…。
たかが去勢手術じゃん!と思われるかもしれないですが、全身麻酔があるんですよ!笑
絶対に問題がないとも限らないし!(時間がたつのが遅かった…)
お迎えに行ってみたら?
「とらちゃん、目は覚めているんですが、まだ麻酔が残っているようでフラフラです~」と開口一番言われた私。
「高いところから落ちないように気を付けてあげてくださいね!」と。
おぉ…。承知しました…。
鳴きもせず、動きもせず…。キャリーに入れられて出てきました。(本当にまだ寝ぼけてるな)
お会計は18000円ほどでした!
上記の内訳でした。
メスは開腹手術になるので料金がこれより高めになります。また、多くの病院でお泊りになる可能性が高いようですね。
(金額については事前に獣医さんに伺っておくと安心ですよ♪)
帰宅後…
帰宅してもずーっと虚ろな状態のとら。
本当に心配しました。
眠たいなら寝かせてあげようと思い、気が済むまで寝かせてあげましたが、その後6時間たっても起きてこない。
声をかけても眠そうだし…。心配しました。
日付が変わるかな?というくらいになって、もそもそ動き出しました!(術後8時間後くらい)
カラ―でショベルカーのようにぶつかる…
足元のふらつきがあるし、何と言っても「カラー」に慣れていないので、そこら辺にゴツゴツぶつかってショベルカー状態。
術後1週間は付けてないといけないので、ここは慣れてもらうしかないよなぁ…。
心を鬼にして見守るけど、チラッと「抱っこして」アピール。
しかし!ここで揺るがぬ!!
頑張って慣れておくれ。
ふらつく足で向かった先は、やっぱり「ごはん」でした。
一気に食べるともどしてしまう事があるらしいので、術後一回目のごはんは徐々に食べさせましょう!
1週間のカラー生活が心配…
手術の翌日にはカラー使いに慣れてきたようで、階段も自分で上り下りが出来るようになりました!
最初はうまく歩けないかと思いますが、可哀相だと感じても心を鬼にしてカラーを付け続けると、必ず慣れてくれるので安心して下さいね♪
術後に舐めてしまって、傷口が悪化してしまう方が可哀相なので、飼い主さんも一緒に頑張りましょう!
また、カラーを付けている、とらに向かって「まる」が威嚇している場面が見られました。
獣医師さんもおっしゃってましたが、猫によっては威嚇行動をする事があるようです。
まぁ、突然あんなパラボラアンテナみたいになって帰ってきたらビックリするよね!
多頭飼いされている方は、喧嘩しないように様子を見てあげてくださいね!
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