【歯根破折】10年以上の差し歯は要注意!前歯が無くなった私の経験談

生活・雑学

突然ですがmoimoi、前歯が無くなりました!!

https://twitter.com/moimoiblog/status/1107496076259450881

薬が効いている間はこんな感じでスーパーポジティブで楽しんでいたのですが、効果が切れる頃には痛みで悶絶…。

今回、前歯がなくなった原因が「歯根破折(しこんはせつ)」というものでした。

歯科医から、差し歯は5年から10年ほどで劣化してしまうとのお話を伺いましたので、差し歯を入れられている方は定期健診を怠らずに、ちょっとでも違和感を感じたら受診するようにしてくださいね!

それでは、今回の経緯を詳しくお話していきます!

 

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歯根破折って何?突然歯茎が腫れて激痛が!

歯の腫れ

歯の痛みは耐えられないですよね…

歯根破折とは、文字通り「歯の根元が割れてしまう」ことです。

差し歯の場合、何かの原因で歯の大部分を失ってしまったときに、根元の部分に「コア」と呼ばれる「土台」を入れてから、噛み合わせに適した「冠(クラウン)」をかぶせています。

日本歯科医師会HP(差し歯・冠)

ですが、こうして出来上がった差し歯は寿命があります。

5年~10年くらいすると経年劣化や噛む力などで自然と根元が割れてしまい、「歯根破折」となる場合が多いのです。

 

歯根破折になっても自覚症状がない

私は実際に小学生の頃に差し歯を入れて、20年近く経過しています。

自覚症状も最近まで全くなかったので、歯の根元が割れているなんて想像もしませんでした。

ですが、こうなった今思い返すと、数カ月前に「何だか差し歯の辺りがむずがゆいなぁ…」と感じた事がありました。

この時点で歯の根元は割れていて、炎症が始まっていたのだと思います。


変化が訪れたのは突然でした。

一昨日、日曜日に差し歯の根元付近にズキズキとした違和感が…。

30分もしないうちに激痛に変わり、痛みに耐えることで精一杯。

鎮痛剤を飲んでも効かないし、こんな時に限って「日曜日」

その日は痛みに耐えながら眠れない夜を過ごしましたが、翌日さっそく歯科医に行ったときには…

歯茎が赤黒く変色してパンパンに腫れあがってました…。

 

歯医者での治療は…

土台を抜く

「痛いですよねぇ」と言いながら抜かれました…

ちょっと触れるだけでも飛び上がるくらい痛い状態ですが、膿を出しきるため土台を取り除くことに。

そうしないと腫れがひかないので、ここは我慢ですね。

でも…、歯茎が腫れているため麻酔も使えなかったのです。

そのため引っこ抜く時はまさに地獄。

正直、この歳で歯医者に行って泣くかと思いました(*_*)

現在も治療は毎日行っていますが、「根元が化膿して歯茎も腫れているため仮歯が入れられない」という事態になり…。

腫れがひいて治療できるまで前歯がない…( ;∀;)

本当に反面教師にしてくださいね!

私のように20年差し歯を放置していたら、大変痛い思いをすることになりますよ…( ;∀;)

 

今回の治療で実感したこと

歯がなくて困った

歯は気になります…(イメージ写真)

そもそも歯がなかったら困ることは当然なのですが、念のため実感したことを書いてみたいと思います。

 

・食事がまともに食べれない

物を食べる時は、最初は前歯で噛みつきますよね。それが出来ないことがこんなにも不便だとは思わなかった…。

噛みちぎれないので、細かく切った物しか食べれないことにストレスを感じます。

 

・歯がないのでマスクをしていないと外出できない

前歯がないと人相が変わります。もちろん恥ずかしくてマスクなしでは歩けません。

「マスクしてればいいか!」と楽観視していましたが、マスクなしでは人の前で話せない、飲み物すら飲めない状況は経験してみると非常に辛いことでした。

 

・痛みが辛い

虫歯などでも同様ですが、「歯の痛み」って耐えられない痛みですよね。

実は土台を抜いた後も歯茎の腫れはひどくなり、抜いてから1日経過した後に膿が突然出てきました。

それからは痛みが嘘のようにひいてくれたので、個人差はあると思いますが、腫れがひくまでは痛みが継続すると考えて良いようです。

 

・土台を抜く時に地獄の痛みを味わった

行かれる歯医者さんや状態によっても変わってくると思いますが、麻酔がかけられない状況と判断された場合、地獄のような痛みを経験することになります…。

これだけは皆さんに経験してほしくない痛みなので、重複してしまいますが、差し歯を入れられている方は、違和感を感じなくても「定期歯科健診」に行ってくださいね!!

 

差し歯の寿命は平均10年

差し歯の寿命は平均しても10年程です。

私のように20年近く差し歯の根元を確認しないのは非常に危険ということですね。

差し歯を入れてから長期間経過している方は誰にでも起こりえる症状なので、5年以上使用している方は一度歯科受診して、差し歯の根元が大丈夫なのかぜひチェックしてください!

また、冒頭でもお話したとおり、経年劣化や噛む力などが原因で歯根破折になる場合もありますが、歯周病、歯槽膿漏などで根元の歯が溶けてしまったり、隙間から食べかすが溜まり虫歯になってしまうこともあります。

差し歯を入れられている方は特に「歯茎ケア」も大切になってくると言うことで、今回、歯科医からもマウスウォッシュを使うように勧められました。

リステリンは慣れないと刺激が強いので、最初は少量から始めると良いと思います。

また、私自身使っているこちらの歯磨き粉も、歯科医に確認したところ、「その他の歯磨き粉を使うよりおすすめです!」と太鼓判を押されたのでご紹介します。

土台を作る歯が無くなってしまうと、ブリッジやインプラント治療しか方法がなくなってしまいますので、健康な歯を削る必要があったり、高額になります…。

そのため、皆さんには今回の私のような状態になる前に必ず定期歯科検診に行って、ぜひ予防してほしいと思います♪

<その後の治療記>

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